映画「メッセンジャー」で一躍有名になった「自転車便」
その映画を見て、自転車便の会社を設立した人がいる。
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「ヤマトさん、佐川さんに負けないくらいの知名度を目指したい」と、自転車便ドットコム (東京都台東区)の平山茂幸社長は笑顔で語る。JR山手線圏内や都心を集配地域としており、一定のフィールドでは「速くて安い」自転車便だが、燃料を使わ ないため環境にも優しく、メリットは多い。
メッセンジャーを志すきっかけとなったのは、映画「メッセンジャー」との出会いだった。個人で経験を積んだ後、06年に設立。社員それぞれが連携 して迅速な配達を行っている。設立以来、クレーム や事故は一度も起きていない。同氏自身、人手が足りない時はメッセンジャーバッグを背負って自転車を走らせることもある。
「バイク便には負けない」と強気だ。機動力が高いため、渋滞に巻き込まれにくく、熟練したメッセンジャーであれば、都心の裏道にも精通している。 遠方の配送には電車の使用や、複数のメッセンジャーがリレーのように荷物をつないで届け先を目指すこともある。「どんな手段を使ってでも荷物を、その日の うちに届ける」と言う。とはいえ、遠方の配送は人力である以上、スピードが落ちてしまいがち。そこをいかに改善していくかが課題。
問題は、「一度にたくさんの注文が入る日と、ほとんど注文のない日など波があるため、人材配置、人数調整が難しい。また、体を使った仕事であるた め、短期で辞めてしまう人が多い」。今後は「福利厚生面を充実させ、スタッフが長く働ける環境を作っていきたい」。配送エリアの拡大、自転車便のさらなる 知名度向上を目指していく。
(物流ウィークリー)






















